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第9回ジョブシャレポートVol.5

  • 執筆者の写真: jobshadowing miyazaki
    jobshadowing miyazaki
  • 2018年12月31日
  • 読了時間: 2分

【ジョブシャ★レポートVol.5~百姓隊でジョブシャ!~】

農産物の生産・加工・販売まで手がける農業生産法人の百姓隊様。 谷口社長の一日に、五ヶ瀬中等教育学校4年生(高校2年生に相当)の男子生徒がジョブシャしました。

五ヶ瀬での生活や学校での学びのなかで五ヶ瀬への愛着が湧いているという彼の中には、 どうすれば中山間地域を活性化させることができるのか、 そして、どうすれば農業を生業とする人たちが経済的にゆとりを持っていけるのか、 という意識がありました。 そんななかジョブシャを知り、百姓隊様の訪問を希望して応募してきました。

百姓隊様での一日は、スーパーマーケットなど小売店への商品棚出しから始まります。 社長と一緒に各店舗をまわるなかで、野菜売り場のなかに「百姓隊」という名前が掲げられたコーナーがあり、 そこに並べられた野菜がほかの野菜よりも売れていることに気付きました。 「野菜のブランド」というものを実感した瞬間でした。

百姓隊様では、首都圏等の小売店や消費者への販売を行っており、 そこでは野菜は「ただ安いもの」ではなく、「付加価値がある単価の高い商品」として扱われています。

「五ヶ瀬では野菜を安く安くしようとしていたが、百姓隊の売り方は違っていた」と言う彼は、 「野菜を箱に詰めて消費者に直接送る」という出荷・販売の形態にも驚いたそうです。

彼が知っている農業とは違う形の農業がそこにはありました。 それまで、農業は担い手を作って継続していけばいいと思っていた。 でも利益を出して、儲かる形にならないと人は参入してこない。 継続することも大事だけど、利益を出すことも大事。 そのために自分がこれからできることはなにか? また、生産者グループを作って農業に取り組む谷口社長からは、 「ひとりで考えるのではなく、人脈を作り、これからの未来に合う農業を目指してほしい」という言葉をいただきました。 彼の中で、農業のありかたについて多くのヒントを得た一日となりました。

一日のジョブシャを終え、 「残り2年の五ヶ瀬でのなかで、五ヶ瀬のことをもっと学び、いろんな人と会い、五ヶ瀬に関わっていきたい、 そして自分ができることを考えていきたい」と彼は誓いました。 もともとの問題意識に加え、新たな視点を得た彼は、きっとこれから、自分なりの道を見つけていくのだろうと思います。

谷口社長、百姓隊のみなさま、ご協力ありがとうございました!


 
 
 

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